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第29回山形県臨床工学会に参加
診療技術部
2025年11月13日
2025年10月26日 (日)に山形大学医学部で第29回山形県臨床工学会が開催され、臨床工学科の五十嵐一生、青塚美貴、清川恭子、池田奈摘、斎藤稔也、大場奈津美、小池錬、髙宮渉、今井沙紀の9人が参加しました。

一般演題では、五十嵐一生が「血液透析患者に対する walkview を用いた下肢機能評価の有用性」および「慢性維持透析患者の血圧と生体電気インピーダンス法で測定した体液量の関連性」について、青塚美貴が「HVSI モニタによるバスキュラーアクセス血流量推定と VAIVT 適応判別の有用性」について発表しました。

シンポジウム「臨床工学技士の手術室業務を再考する~“担う”ことの意味を見つめ直す~」では、今井沙紀が「スコープオペレーター業務参入後の安全性評価と教育体制構築の取り組み」について発表しました。

共催セミナーでは、UNIVERSITY of COLORADO HEALTH の長澤智一先生に「米国の新(心)カテ事情」についてご講演いただきました。アメリカでご活躍される長澤先生の講演は、若い世代が臨床工学技士としての視野と将来の選択肢を広げる貴重な機会となりました。

また、Best Presentation Award(BPA)では、小池錬が「透析器前後でのリクセル接続位置が溶質除去効果に及ぼす影響」について、斎藤稔也が「認知症患者における安全性確保と小分子量物質の除去抑制を目的としたシングルニードル透析導入の一症例」について発表し、小池錬が見事 BPA 優秀賞を受賞しました。
さらに、令和3~6年度までに山形県内医療機関から収集した医療現場開発ニーズを対象にニーズコンテストが行われ、岡崎一樹の「接触充電ができるPCカート」が見事優秀賞を受賞しました。
学会WEBサイト:https://www.29yace.com/
(臨床工学科 広報担当 今井)

