「介護保険制度の問題点を知る」2008年度第4回事務部門学習会が開催されました。
2008年12月1日
11月27日、本間病院食堂にて2008年度第4回事務部門学習会が開催されました。
今回のテーマは「介護保険制度の問題点〜介護ウェーブへとつながる道〜」。介護事業部の安田事務長が講師を務め、事務部門職員20名が参加しました。
2000年に開始された介護保険制度は、改定のたびに報酬が引き下げられ、全国各地にある多くの介護事業所の経営を圧迫しています。
講師は介護保険制度には大きく分けて4つの問題点があると説明し、まず一つは規制緩和によって介護事業への参入企業間の競争が激しさを増し、あまりにも営利主義に走った企業の不正請求などが起こってしまったこと、2つめとして施設に入りたい方がいても、利用者負担が重く生活を圧迫していること、3つめは介護報酬が引き下げられたため、介護事業所の撤退や倒産が相次いでいること、そして最後に介護の現場で働く人たちの給与水準が、他の産業に比べてとても低く、離職率が高いことなどが挙げられました。
2009年4月に行われる介護報酬改定では、3パーセントほどの引き上げが予想されていますが、健全な経営には最低でも5パーセントは必要だと日本医師会、保団連、民医連は声明を出しています。
このように、昨今の介護を取り巻く状況は非常に厳しいものがあります。今後も医療法人健友会では、このような問題点を多くの方々に知っていただき、介護を受ける人もサービスを提供する事業所にとっても、よりよい環境となることを望みたいと考えております。